2020年、東京オリンピックにあわせて、山手線30番目の駅が開業です。
まあ、いろんなひとのいろんな思いがあるんだろうし、きっと利権とかもいっぱい絡むんだろうし、そこらへんは私には興味ないですけど。
現在、開業予定地には、都営浅草線の泉岳寺駅がありますが、泉岳寺駅にはならないのかな。となりの田町駅と三田駅の関係と同じですね。
山手線の駅名と地下鉄の駅名が同じなのは、東京や新宿、渋谷など17駅。
それに対して、駅名が違うのは浜松町・大門、田町・三田、原宿・明治神宮前の3つ。果たして新駅が、4つめになるのかどうか。
ちなみに住所でいうと、線路を含むJR操車場敷地はほとんど港区港南、駅前ロータリーになるであろうところは港区高輪です。
それにしても三の橋のこの捨てられた看板。南北線の駅の誘致は、結局うまく行かなかったわけです。駅名じゃなくってね、駅そのものが出来なかった。
で、そのまんま放置されて、看板自体は20年以上は経過してますかね。これからもずっと放置され続けるんでしょうか。
この時駅名が、白金高輪となったわけですが、こういう喧嘩両成敗みたいな名前の付け方は、個人的には美しくないと思います。
鉄道唱歌では、「汽笛一声新橋を〜」の次が、「右は高輪泉岳寺〜」。その新橋駅は、今の新橋駅とは違うところにあって、汐留の工事で地中奥深くから発掘されました。わずか100年余りで、遺跡となったわけです。
これから更に100年後。22世紀には、そもそも鉄道なんてものが走っているのかもわからない。すべてが遺跡になっているかもしれませんね。